めざせ、デカフォレスト!!〜ウィグライプロ野辺山ウルトラ10回完走応援企画(後編)
野辺山10回完走の称号、デカフォレスト。今大会では8名の選手が、見事達成しました!
また、大会特別協賛社日清ファルマは、デカフォレスト候補の皆様をウィグライプロで強力にサポートしました。
見事デカフォレストとなった松岡玄也さん、塩谷正之さんから10回完走を達成した心境・これからデカフォレストを目指す方々へのアドバイスなどを伺いましたので、ご紹介させていただきます。
デカフォレスト 松岡玄也さん(東京都)
Q.デカフォレスト達成おめでとうございます。今の心境・体調等をお聞かせください。
目標としたタイムよりかなり遅かったのですが、まずは一区切りついたという感じです。申し込んでも仕事の都合で参加できなかった大会が2,3回あったので10年以上かかりました。今回はレース後の疲労が比較的軽い感じです。1週間後の週末から次の大会の為に山登りランを含めた練習を始めています。
Q.当日はあいにくの天気でしたが、完走に至るまでのエピソードがあればおしえてください。
悪天候が予想されたので、防寒と雨対策をした着替えを用意しました。この準備があったので、悪天候の中でも最後まで体力を維持できたと思います。
また同じネクストデカフォレストや他のランナーから“デカフォレスト目指して頑張れ!“とレース中に声をかけられたのも、走り続ける力になりました。
Q.大会中、WGHプロ・WGHウォーターを摂りましたか?また、走りへの影響はどうでしたか?
ほとんどのエイドでWGHウォーターを飲み、50km、58km、87kmのエイドではWGHプロを摂りました。私の体はウルトラの後半になるとソバ、おにぎり等を受け付けなくなるので、その分をバナナやチョコ等で補給しています。その為か空腹を感じたり、ガス欠状態になったりする場合が時にはありましたが、今回はその様なことがありませんでした。WGHプロが効いたのかなぁ~と思ってます。
Q.これからデカフォレストを目指す方々へアドバイスをお願いします。
無理をせずにコツコツと練習を続けるのが大事で、特別な秘策はないと思います。
そして何よりも身体が健康でないと走れませんので、日ごろの健康管理が大切だと思います。
デカフォレスト 塩谷正之さん(群馬県)
Q.デカフォレスト達成おめでとうございます。今の心境・体調等をお聞かせください。
ようやく疲労が抜けて、普段のトレーニングに取り組んでいます。
デカフォレストを達成できたことは、私のランニング人生においてステイタスになりましたが、満足することなく常に前進する為、楽しみながら努力を続けたいと思います。トラブルも無く完走できたことは、大会関係者、ボランティアの皆様のおかげであることに感謝しております。ありがとうございました。
Q.当日はあいにくの天気でしたが、完走に至るまでのエピソードがあればおしえてください。
どんな大会でも、全身の力を抜き、リラックスして走ることに心掛けています。前半は、昨年12月に痛めた右脚が違和感から軽い痛みに変わりましたが、50km以降その痛みが消失したことはラッキーでした。
71km手前の11%勾配ののぼりも歩かずクリアーできましたが、馬越峠までは毎年歩きます。一番の難関はラスト10kmからののぼり。90km走り、さらに200mのぼるのは自分との戦いです。苦しかったけど、フィニッシュの瞬間は最高でした。
Q.大会中、WGHプロ・WGHウォーターを摂りましたか?また、走りへの影響はどうでしたか?
WGHは、前半からしっかり摂り続けました。馬越峠への道では、WGHプロを1袋摂りながらのぼりました。峠からの厳しいくだりもスムースに走行。全体を通して脚の動きは良く、折れない心を持続することができました。
Q.これからデカフォレストを目指す方々へアドバイスをお願いします。
楽しんで走りましょう。季節の移ろい、花や風の香り、自然の心地よさを十分味わいましょう。
長い距離を走るということは、脚部等の痛みのほか体はつらく苦しくなりますが、このことをトラブルととらえればパニックになってしまいますが、あえて正常な状態としてプラス思考でいきましょう。体は心に左右されています。ダメとあきらめれば本当にその通りになってしまいますので、苦しくても「大丈夫」と体に言いきかせる事で必ず完走できます。
めざせ、デカフォレスト!! 〜大会を終えて
鈴木 良雄
日清ファルマ WGH統括マネージャー
順天堂大学 客員准教授
夜6時過ぎ、日も暮れ、冷たい雨が時折激しく襲ってくるゴール前。
私も皆さんの帰りを待っていました。
「お帰りなさい」「お疲れ様」
過酷なコースに、意地悪な天候。こんなにも厳しい100kmを走ってきた皆さんに、心のそこから声が出ました。
デカフォレストを達成された皆さん。本当におめでとうございます。
そして惜しくも来年に持ち越された方も、感動を有難うございました。
今回デカフォレストを達成された塩谷さんが、「初めて野辺山に挑戦したときは、頑張ってみて、頑張ったと思ってやめてしまう自分がいるのか、そこから更に頑張り抜いてやり遂げる自分がいるのか、自分を試してみたかった」と初挑戦のときを振り返っていました。
確かに1回完走するだけでも偉業です。
ネクストデカの方もデカフォレストの方も、間違いなく頑張りぬける素晴らしい方々です。
皆様の偉業にWGHが少しでもお力になれていたら、とても嬉しいです。
2008年度WGHウルトラチャレンジ
自分が100km走れるなんて想像も出来なかった。そんな感動の軌跡はこちら