「デカフォレストに聞きました」第7回 田口 實夫さん
田口 實夫さん(東京都)
野辺山初参加年:1996年(第2回大会)=自分の初ウルトラ参加
野辺山初完走年:1996年
野辺山完走回数:13回
1、普段の練習方法を教えてください。(月間走行距離、年間大会参加数など)
月間走行距離=約200K(フル・ウルトラ大会も合算していますので、大会以外は週末に20Kほど練習するぐらい)
年間大会参加数=フルとウルトラのみ参加で20〜25回ぐらい
たくさんの大会に参加している田口さんですが、大会情報は主に雑誌、ランナー仲間の紹介によるそうです。また、ウルトラはなんと年6〜8回も走られてるとか。
2、野辺山ウルトラ完走攻略は?(最初の難関、最後の難関、必需品など)
どの大会でも同じですが特に野辺山は、気持ちを切らないで最後まであきらめないで頑張ること?
そんな田口さんも調子が悪いときは50kmあたりで気持ちが切れそうになるそうです。そんなときは「気持ちをゴールへ向けること」。エイドでの飲食も立ち止まらず足を前に進めるそうです。つらい時こそ前へ、その気持ちが田口さんを連続完走に導いているのでしょう。
3、デカフォレストを目指した瞬間はいつでしたか?(もしくは、目指したきっかけ)
9回目(2004年)の時、62K地点でギックリ腰になりましたが、あきらめないで何とか完走(12時間56分58秒)できた時。
ぎっくり腰で100km完走という偉業(?)を達成した田口さんですが、さすがに帰りの電車、翌日の仕事など影響は大きかったそうです。またこのレース以降田口さんのウルトラレースに腰ベルトが必需品となったとか・・・。
4、デカフォレストになった瞬間の気持ちを教えてください。
最初に参加して完走した時から10回完走できるといいなと思っていましたし、それも10回連続で完走できたので、非常にうれしかったです。
5、デカフォレストになって変わったこと、良かったことはありますか?
自分自身はでは特に変わったとは思っておりませんが、大会でのゼッケンの色(グリーン)や自分の周囲の人の反応等が変わったかもしれません。いろいろな面で精神的な支え(自信)になっていると思います。
6、あなたにとって「デカフォレスト」とは何ですか?
自分自身の中での「精神的な支え(自信)」
7、デカフォレストを目指すランナーへメッセージをお願いします。
参加する1回・1回で時間内完走を目指して頑張ることが結果としてデカフォレストにつながると思います。
デカフォレストを10年かけて達成する。それは田口さんに「頑張っていると目標に近づき、いつか達成できる」ということを教えてくれたそうです。
そんな田口さんは「最初から最後までつらいことが続くわけじゃない」と言います。「つらい時こそ前へ」の気持ちで続けられた田口さんだからこその言葉です。