「デカフォレストに聞きました」第8回 橋詰 伯美さん
橋詰 伯美さん(長野県上田市)
野辺山初参加年:1998年
野辺山初完走年:1998年
野辺山完走回数:11回
1、ウルトラを始めたきっかけは何ですか?
友人に誘われて。
橋詰さんのウルトラに出るまでのランニング経験は2〜3年で、主に10km、ハーフを走っていたとか。フルマラソンでも2回を経験したのみ。大変な挑戦となったそうです。
2、野辺山ウルトラへ参加のきっかけは何ですか?
地元の大会で自宅から比較的近いからと、友人の誘いのため。
初参加のウルトラは予想以上に大変なもの。特に馬越峠はきつかったそうですが、それがなくとも野辺山の過酷な上り下り・・・。友人と参加して、橋詰さん以外の3人は残念ながらリタイアとなってしまいました。
未経験の距離を走るため、この時は関門時間を常に気にしていたそうです。しかし馬越峠の残り約24km付近を15:30で通過。8分/kmペースを守り、計算どおり18:34頃にフィニッシュしたそうです。
3、野辺山ウルトラの魅力は何ですか?
変化に富んだコースで厳しいけど満足感は最高です。
初めてのウルトラがここなので他の大会へ行ってもどおってことないです。
4、デカフォレストを目指した瞬間はいつでしたか?(もしくは、目指したきっかけ)
ハーフやフルと違って長時間のレースですので、毎回ごとに絶対完走するという気持ちで臨んでいます。リタイアしたらまたスタートからなのでそれがなんとも悔しいのでその気持ちの積み重ねですかね?
10回連続で完走できれば最短。橋詰さんは「早く取りたい」デカフォレストを意識していたそうです。
5、デカフォレストになって変わったこと、良かったことはありますか?
緑のナンバーカードで沿道やエイドの人から特別視されて優越感がある。
前夜祭に招待されること。
6、あなたにとって「デカフォレスト」とは何ですか?
完走回数の通過点であり、まだまだ完走記録を伸ばす。
橋詰さんのランニング生活の最大の目標が毎年の野辺山完走。完走記録を伸ばし続けるためにも、年間を通して「野辺山」を意識した練習を積んでいるそうです。
7、デカフォレストを目指すランナーへメッセージをお願いします。
過度のトレーニングで故障をしないように。
それぞれ目指すものはいろいろあると思いますが、時間内に完走すればよいのですから、それの積み重ねです。
最近橋詰さんは野辺山のためにも、と言うことでトレイルランも始めたそうです。昨年はご自宅近くの菅平40kmに挑戦、見事完走。登山道を走る練習を繰り返し、今年は御岳100kmに挑戦するとか。
野辺山デカフォレストで得た自信や、誇り、なにより「野辺山完走」という終わりなき挑戦が橋詰さんに新たなフィールドへ向かわせるのでしょう。
次回は3月27日。小谷野勉さん、川島安一さんにご登場いただきます。