「デカフォレストに聞きました」第9回 小谷野 勉さん
小谷野 勉さん(埼玉県)
野辺山初参加年:1995年
野辺山初完走年:1995年
野辺山完走回数:12回
1、普段の練習方法を教えてください。(月間走行距離、年間大会参加数など)
普段は、1km9分ぐらいのスピードで、のんびり走っています。
月間走行距離は、毎年1月、2月、11月、12月は殆ど走っていませんが5月、6月、9月は、600km〜800kmぐらい走ります。02年のOPE後は、5月、6月、9月も300kmぐらいで、11月から2月までは最近では、殆どゼロで冬眠状態です。
大会への出場は、02年のOPE前は、年間15回ぐらい参加していましたがOPE後は、野辺山、サロマ湖、秋田100kmは定番です。その他トライアスロンを年一回、クロカンスキーのロングタイプのレースを年一回定番にして大会出場しています。
レースを限定した後の小谷野さんは、「タイムに無頓着になった」そうです。長い年月レースを楽しむにはタイムにこだわり続けることはできません。しかし「完走にはこだわる」と言う小谷野さんは大会前には必ず「最低限の」練習をこなすとか。「裏を返せばレース前しか練習しない」と謙遜していますが、完走するための練習を続けることも大変なことです。
2、野辺山ウルトラ完走攻略は?(最初の難関、最後の難関、必需品など)
私は、ケチで貧乏人育ちですので、出場したレースは、完走しないともったいないという気持ちがあります。途中でリタイアすると、損をしたような気持ちになると想像するので、参加したレースは、全部完走しています。
「今日は調子がいいぞ!」と言う日が年齢とともに減ってきたという小谷野さん。体調を調えるのは当たり前かもしれませんが、その日の体調に合わせて走ることも大事なことなのでしょう。レース中も大なり小なりアクシデントはあっても「簡単にリタイアしてはもったいない」と言う気持ちで、自分で何とか対処しながらフィニッシュまで向かうそうです。
3、 デカフォレストを目指した瞬間はいつでしたか?(もしくは、目指したきっかけ)
デカフォレストの制度ができたときは、すでに9回ぐらい完走していたので特別にデカフォレストを目指したという印象はなかったです。
4、デカフォレストになった瞬間の気持ちを教えてください。
サロマのブルーランナー、秋田のクリスタルランナーに続いて3つ目の素晴らしい称号を頂いたという気持ちでとても、嬉しかったです。
5、デカフォレストになって変わったこと、良かったことはありますか?
地元の人は、農業で忙しい季節に、素晴らしいコースを走らせてもらっている幸せを感謝するとともに、ランナーとして、より一層、マナーの向上に努めるようになりました。
6、あなたにとって「デカフォレスト」とは何ですか?
私個人的には、特別な意識は持っていませんが、デカフォレストを目指しているランナーさんがたくさんいるように感じています、とても良い制度だと思います。
7、デカフォレストを目指すランナーへメッセージをお願いします。
デカフォストと言っても、みんな同じ地球人です。大好きな野辺山を毎年走って、デカフォレストランナーが一人でも多く誕生することは、良いことです。お待ちしています!!
「完走しないともったいない!」それはレースを楽しむ小谷野さんの信念なのでしょう。デカフォレストを目指す皆さん、ウルトラを走る皆さん、野辺山は最後まで楽しまないともったいないですよ!