「デカフォレストに聞きました」第15回 三田 茂延さん
三田 茂延さん(長野県長野市)
野辺山初参加年:1995年 第1回
野辺山初完走年:1995年 第1回
野辺山完走回数:12回
1、ウルトラを始めたきっかけは何ですか?
サロマで100kmマラソンが始まったのを遠くから眺めていて、その距離が夢のようで、いつか自分もウルトラランナーになりたいと思っていました。そして「第1回四万十川」の年に3ヵ月、月間300kmに近い距離を走り十分な体づくりをし、初チャレンジで夢が実現できたことが始まりです。
三田さんが「夢のような」距離であった100kmに挑戦したのは、走り始めて約10年後。
はっきりとした目標を持ってチャレンジし続けた先にウルトラがあったようです。
2、野辺山ウルトラへ参加のきっかけは何ですか?
地元長野県で開催の初のウルトラマラソンだったので、是非、続いてもらいたいと思って2回目の100kmの大会に選びました。またコースの厳しさが謳われ、挑戦のしがいがあったことですね。
実際ウルトラが初めてではなかった三田さんにとっても最後10kmは「何でこんな緩い坂が・・・」と言うくらいきつかったそうです。
3、野辺山ウルトラの魅力は何ですか?
オフロードの林道を含む自然豊かなダイナミックなコース。特に前半の八ヶ岳部分、残雪残る山の景色、新緑、野鳥のさえずりがいいです。
絶景もちろんありますが、「目だけでなく耳でも自然が楽しめる」と言うのが三田さんお勧めの野辺山ポイントだそうです。また、自然の景色ではないけれど、「コース最高地点」の看板にはいつもわくわくさせられるとか。
4、デカフォレストを目指した瞬間はいつでしたか?(もしくは、目指したきっかけ)
驕りからの35km稲子の湯リタイアが1回、その翌年は膝故障から56kmリタイアと連続リタイアの恥ずかしいところもありますが、この称号が生まれた時から、地元のウルトラランナーとして、デカフォレストを励みとしたかった。
5、デカフォレストになって変わったこと、良かったことはありますか?
完走タイムにかなりムラがありました。デカフォレストの年以降は、いつまで出来るかわかりませんが、毎年同じ12時間ちょうどあたりを目安に走ろうと思って走っていること。
野辺山約1ヶ月前の長野マラソンでのタイムが12時間完走の目安になるそうです。
また、レース中三田さんが基準にしているのは、42km地点を4:44通過。全体としては前半5時間半、後半6時間半の配分で走るそうです。
6、あなたにとって「デカフォレスト」とは何ですか?
走り続けることへの励み。
7、デカフォレストを目指すランナーへメッセージをお願いします。
続けることで大勢の方がデカフォレストになって欲しい。
現在64名のデカフォレスト。これからもどんどん新しいメンバーが増えていくことでしょう。「続けること」「続けられる体を維持すること」そんなーランナーが増えてくれることを願ってらっしゃる三田さんです。