「デカフォレストに聞きました」第30回 梶田 卓さん
梶田 卓さん(愛知県)
野辺山初参加年:1995年
野辺山初完走年:1995年
野辺山完走回数:14回
1、普段の練習方法を教えてください(月間走行距離、年間大会参加数など)
月~金曜日 | 5~15kジョグ たまにペースを上げる |
土曜日 | 30k走 |
日曜日 | 90~120分位LSD 1k6分切らないように |
雨が降ったら走らない。土日は朝5時頃から走り、走ること以外の時間を楽しむ。
「走ることだけで1日を終わらせるのはもったいない」という梶田さん。
喫茶店が多いことで有名な愛知県にお住まいの梶田さんは、週末早朝ランのあとはドラゴンズの記事を読みながらボリューム満点のモーニングを楽しむそうです。早朝走れば確かに1日が長く使えますよね。これも長く走り続ける秘訣かもしれません。
2、野辺山ウルトラ完走攻略は?(最初の難関、最後の難関、必需品など)
楽できるのは、スタート地点からJR最高地点まで。そこから先は無理せず歩きも入れる。
エイドでしっかり栄養補給と気分転換。
「歩き無しでゴールにたどり着いたことはない」と梶田さん。その時々の自分と相談して歩きを入れていくそうです。時には10km手前から歩きを入れたことも。制限時間を気にして走った(歩いた?) のは1回目だけ。完走できる自分を知る、ということが大事なのでしょうか。
また、私設エイドも含めて「全てのエイドで栄養補給」という梶田さんは、おそばのおかわりまでするそうです。100km走るにはそれなりのエネルギー補給が必要です。
3、野辺山ウルトラの魅力を教えてください。
山あり、山あり。上り坂は、でらえらい。
でも、ゴールに着いたら、また来年も走ろうと思ってしまう。
完走できたときの満足感、充実感。それが梶田さんを次の野辺山へといざなうようです。
4、デカフォレストを目指した瞬間はいつでしたか?(もしくは、目指したきっかけ)
10回大会直前までは漠然と。
10回大会で緑のナンバーカードを付けたときに明確に。
5、デカフォレストになって変わったこと、良かったことはありますか?
歓迎パーティーで席が用意されるようになった。
6、あなたにとって「デカフォレスト」とは何ですか?
モチベーションを維持してくれる。
7、今迄で一番印象に残っている野辺山ウルトラでの出来事は何ですか?(面白エピソード、感動話などありましたら)
初回大会はその当時走歴半年、フルマラソン4時間半の自分にとって初の100kマラソンで、前日の説明会のとき、予想完走率が30%と聞いたとき、えらいところに来てしまったと思った。
無事ゴールはできたけど、翌日目が覚めたら体中筋肉痛で動けなかった。1週間では筋肉痛は治らなかった。
8、15回大会に向けて抱負をお願いします。
今回完走したら、あと5回で20回。まだまだガンバります。
9、デカフォレストを目指すランナーへメッセージをお願いします。
我は人なり、彼も人なり。
自分ができたことなので、誰にでもできます。
「誰にでもできる」でもそのためには努力も必要。自分には無理だ、と思った瞬間からデカフォレストは遠のいていきます。まずは1回1回のレースを完走すること。その先に必ずデカフォレストは待っています。
次回は、5月9日。14回連続完走のデカフォレスト 伊藤正利さんにご登場いただきます。