2011年10月アーカイブ
秋深まる10月中旬、大阪マラソンを目前にした、ここ大阪・梅田阪急イングス館で【ランニングプロデューサー坂本雄次トークショー】が開催されました。
イベントスポンサーの東レオペロンテックスは、【ライクラ®ファイバー】という伸縮繊維素材の製造販売メーカーです。
初の大都市マラソンで湧く大阪で、楽しいトークを!との企画にお招きいただきました。トークショーは、阪急イングス館で午後1時と3時の2回。ランナーの方、健康づくり中の方、通りすがりの方、いろんな顔ぶれを前に、司会の前田彩名さんとのかけ合いで行いました。
ここでは、その内容をご紹介します。
【1】徳光和夫さんにみるランニング健康法。
24時間マラソン今夏のチャリティーランナー徳光和夫さんは、大のスポーツ好きだが、意外にもご自身にはスポーツ経験がなかった。加えて、仕事柄、夜遅い食事も。そんな徳光さんへのトレーニング指導は、これからランニングをはじめるみなさんにもヒントになります。
ポイントは、
- 食前にサラダを食べること。その後に主食をとることで、ストレスにならないように炭水化物をへらす。
- 夜9時以降は食べない。
- まずは、ウォーキングを習慣化。時速6キロで1時間半を週3回のペースで。
- ストレッチと筋トレを欠かさず。腹筋、背筋、スクワットなど。
みなさんも最初のトレーニングは、こんなところからはじめてください。
【2】今から、ランニングをはじめる方へ
はじめるといっても、はじめる勇気をもてるか不安。そんな時は、シューズとウエアをそろえてしまう。そして思いきって家を出てみましょう。近所が恥ずかしければ、ランナーがたくさんいる公園や河川敷まで行ってみます!姿勢を正す。目線は水平に。早足で歩く。時間は30分くらい。そうやってるとじんわり汗をかいてくる。汗をかく爽快感は、精神的にもいい。ぜひ実戦を!
【3】あと2週間、大阪マラソン。
焦りはあるでしょうが、練習してきた方、直前は休みにあてましょう。本番に力を残すのです。
本番でのアドバイスは、次のとおり。
- スタート時は、まわりにのまれてスピードあげすぎないように。ペースはふだんの3割ダウンくらいで。
- 給水所では補給をこまめに。あわせてストレッチを並行して行う。
- 最初からゴールを考えない。5キロ走るごとに、いつもより速いか遅いかを確かめながら、まずはハーフまでいく。
【4】走るときの服装は?
ウエアの機能はどんどんよくなってますね。生地の素材は、その人の体力が限界にきたその先をサポートしてくれます。特にタイツなどのコンプレッションインナーはいいですね。ライクラ®ファイバーといった優れた伸縮性のある繊維を使ったタイツなどは、自分の持っている力をサポートしてくれる。ビギナーの方ほど着てほしい。
着るものは貪欲にさがしましょう。伸縮性、通気性、着心地など。選ぶ楽しみがたくさんある今の人はしあわせですね。着る楽しみ、走った後に食べる楽しみ、しぜんと気持ちも楽しくなる。ぜひ、ランニングを楽しんでください。
【5】いくつになっても元気でいるために。
元気で生活するには、快食・快眠・快便が基本ですね。私はあんまり神経質にならず、食べたいときに食べたいものを食べたいだけ食べてます!あとは、小さくてもいいから何かしら目的を持つこと。実現するために努力をする。それが元気の源。マラソンでもダイエットでも恋愛でも(笑)。
私は、起業して20年弱、とにかく自分の好きなことをしてきました。苦労も多いが好きなことをして時間を過ごすことが生きる元気につながりますね。今の目的は、来年の24時間マラソンに向けた体力づくりかな。まだまだ現場でランナーをサポートしたいですから。
【6】終わりに~このトークショーで身体を動かそう、と思った皆さんへ
スポーツの秋、新しく運動に挑戦される方、ぜひ、身の丈にあった体力づくりからはじめてください!手の届くところからはじめてそれを積み上げる~これがトレーニングの秘訣であり、楽しく暮らす秘訣ですね!