2012年5月アーカイブ

 ゴールデンウィーク後半初日の5月3日。大阪の服部緑地公園陸上競技場にて、阪急イングス主催のランニングトライオンEVENTが開催されました。
このたびランナーズ・ウェルネスは、イベント協力社の東レオペロンテックス株式会社からお声かけいただき、ランニングの講義と3Kのタイムトライアルの実技サポートを行いました。

 講師は、我が師匠坂本雄次!!そして実技サポートは私、新入社員の上北がつとめました。



1.ランニング講義内容~歩きから走りへ―ランニング初心者に対して走る生活のすすめ

 最初の30分は、ランニング講習。教室は40名にのぼる受講者でいっぱい。講義の内容を振り返ってみると。。

  • ランニングは普段の歩きの延長線上にあるものです。早歩き→急歩→速歩という風にスピードを早めていくと“走ったほうが楽になるポイント”があります。
    つまり、走らなくてはいけないのではなく、速く歩いていたら自然にランニングになっていたという気楽な気持ちでランニングを楽しんでほしい。
  • 走ることを楽しむためには「体幹」を鍛えることが重要です。体幹すなわち背中、腰、腹、脚の筋肉バランスが整い、正しい姿勢を保つ基本が出来上がれば、自己ベスト更新もねらえるでしょう。
  • ランニングブームといわれる今、速さ・記録にとどまらない市民ランニングの文化が生まれています。走ってみようと思ったら、まず、スポーツショップに行ってみましょう。走りを助けるたくさんの商品がならんでいます。走る足元を支えるランニングシューズ、長距離に耐えるひざやふくらはぎ、ももを守るタイツ、筋肉疲労をやわらげるジェルやクリームなど。どれにしようと迷う前に、店員さんい聞いてみましょう。ここ数年の市民ランナー人気に伴い、店員さんも、よく勉強していてなんでも詳しい。陸上経験のある店員さんも多いです。



 教室内では、真剣にメモをとる姿、新しい知識にわく歓声、おもしろい話のたびにおこる笑いなど熱気たっぷり。

 非常に手応えのある講習でした。



5月3日ランニングトライオンイベント


2.50名が競技場を快走、3kmタイムトライアル。

 講義ののち、競技場で行われた3kmタイムトライアルには、50名の参加がありました。

 タイムトライアルは、400mのトラックを7周半ランニングするもの。タイムを気にしながらの真剣走り、仲間と話しながらのファンラン、コツコツと自分ペースをきざむマイペースランナーなどさまざま。雨あがりの青空がのぞくなか、皆、それぞれに気持ちのよい汗を流しました。私(上北)は、ちょうど中間ぐらいの速さ(キロ5分半)の集団の伴走をつとめましたが、おしゃべりしながら、ときに質問に答えながら、楽しく走りました。

 また、このトライアルには、スペシャルゲストとして、芸人の宇野けんたろうさんが登場しました。さすが、芸能人2位のフルマラソンタイム保持者!1km3分のペースでの快走は、圧巻でした。

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3.表彰式~上位の方に、ベストコスチュームの方に、頑張りが光った方に!

 タイムトライアルのあとは、お待ちかねの表彰式。上位者、ベストコスチューム、のほか、坂本雄次一押しの坂本賞が用意され、こちらも大盛況でした。各受賞者には、協力メーカーから素敵なプレゼントがわたされました。

 さいごは、参加者全員で記念撮影!~思い出深い楽しいゴールデンウイークになりました。

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 また、競技場には、協力スポーツマーカー等10社がブースをならべ、試着・試履きサービスを展開。各メーカーを体感して比べてみるなど、スポーツショップならでは、そして屋外イベントならではの楽しみがありました!

 最近、スポーツメーカーでは、現場で、実際に商品を試してもらって、商品をわかってもらえるグラスルーツ活動に力をいれるようになってきているといいます。その思いを最大限に生かしたイベント、とてもいい経験になりました。
イベント関係のみなさん、各メーカーのみなさん、そしてご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。

 これからもますます、走ること、身体を動かすことを楽しみましょう。

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 4/28(土)アートスポーツ渋谷店にて「野辺山ウルトラマラソン」の事前イベントを開催いたしました。
 アートスポーツから鈴木健司さん、大会事務局から中川修一が講師としてコースの特徴、走り方、ウェアリング等をお話させていただきました。

まずは、中川からコースについてのレクチャーです。

コースのポイントについて

【23km地点】林道が続き足元が砂利道になっています。無理に地面を蹴って脚力を使わないようにしましょう。

【79km地点】コース中一番の難所、馬越峠。かなりの起伏があるため無理して走らないようにしましょう。のぼりの後のくだりを考慮して基本は歩いて、走れそうな傾斜の軽いところを走って乗り切りましょう。

【90km地点】馬越峠を越えればくだりだけと思いきや、最後にのぼりが待っています。ここからは気力の勝負。会場が近付いてくるとアナウンスの声が聞こえてきます。最後の力を振り絞ってこののぼりを越えればゴールが待っています。

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続いて、鈴木さんからのレクチャータイム!

ペース設定について

 5kmごとに通過タイムを設定し、後半のために少しずつ貯金をつくるような走りをしましょう。
 自分のゴール目標タイムから5kmごとの平均タイムを計算し、前半30~50kmまでは5kmごと1分30秒程度貯金をつくります。その貯金をエイドでの休憩やトイレで使用できるよう事前に自分のペースを把握しておきましょう。
 残りの距離や、全体のタイムを考えながら走ると非常に先が長く感じメンタルから身体が苦しくなります。5kmごとの目標を立ててそれを一歩ずつクリアしていくといつもより時間の経過が早く感じます。


ウェアリング(服装や装備品等)について

 準高地である野辺山のコースは最低地でも880m、最高地でも1902mの標高があります。時間帯や天候によって非常に寒暖の差が激しく服装等の調整によって走りに影響がでてきます。

    • アームウォーマー等取り外し可能なものを使用し、体温が上昇したらすぐに取り外し外気に触れる肌面積を増やしましょう。また取り外したものはなくなることが多いのでポーチ等のベルトに通しておくと便利です。
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    • 汗をなるべくかかないように心がけましょう。気温が低い時、レースの後半日が落ちてくるとアウターが必要になる方も。なるべく薄手のものを選び途中で脱いだ時に荷物にならないようにしましょう。 また、42km、58km、87km地点に荷物預かり所があります。事前のウェアも配置できますし、不要になったウェア等も預けることが可能です。うまく活用して自分の走りの効率をあげましょう。
    • アンダーシャツやシューズは身体と心のリフレッシュのため途中で交換することもおすすめいたします。交換する際は、座り込んで長く時間をかけてしまうと筋肉が硬直し走れなくなってしまうのでストレッチ等をしながらできるだけ身体を動かしながら交換しましょう。

  • レース中の簡易ストレッチ

     超長距離を走っていく中、自分の足の状態をなるべくいい状態にしておくことで後半の自分の走りが変わります。エイドで給水を取りながら、友人と話をしながら適宜(40秒程度で)ストレッチをいれましょう。特に股関節まわり、ももの裏の筋肉の柔軟性が大切になってきます。

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     参加された皆さんからは、「話が具体的で分かりやすい!」という声をいただき、大盛況なイベントとなりました。
     大会まであと少し!皆さんとお会いできることを楽しみにしています!

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