丹後ウルトラマラソン「完走への道のり」─練習開始!!
▲鴨川で練習開始!
60km走れる身体つくりを念頭に、鴨川沿いをランニング。9月20日(日)に向けて期待いっぱい、不安少しを抱えてのスタートです。
(練習の詳しい内容は高尾さんのブログで!)
そして第1回目のお悩み解決は・・・
「ウルトラマラソンとは?フルマラソンとの違いは何?」
「ウルトラマラソン」と聞いて一般的に思い浮かべられるのが100kmを走るレースですが、実際はフルマラソン(42.195km)以上の距離を走るのが「ウルトラマラソン」と呼ばれるものです。
50kmや60kmなど100km未満の距離のレースもあれば、112kmや250kmと100km以上のタフレースも存在します。大会を探す場合には、距離にも注目してみてください。
丹後ウルトラマラソンでは、初心者にも参加しやすい60kmの部を設置。さらに今年からはスタート時間の変更により、制限時間が9時間から9時間半に延長となりました。これで、より多くのウルトラビギナーにもチャレンジしていただけるのではないでしょうか。
フルマラソンとウルトラマラソンの一番の違いはもちろんその距離にありますが、それ以外にもいろいろな違いが上げられます。
まずは、その距離の長さから、フルマラソンではなかなか体験できない、コースの高低差。山や峠を上り下りしながらの100km、60kmは、普段のフルマラソン大会とは違った距離感や疲労をランナーの皆さんに与えることになるかもしれません。(ちなみに、丹後ウルトラマラソンの高低差は100kmの部で400m、60kmの部で170mです。)
▲エイドステーションで栄養補給
そして、多くのフルマラソンランナーのフィニッシュタイムが4〜5時間であるのに比べて、多くのウルトラランナーのフィニッシュタイムは100kmであれば12時間〜14時間。丹後ウルトラマラソンの60kmでも8時間半〜9時間になります(昨年例)。つまり60kmでもフルマラソンの倍の時間をかけて走ることになります。
早朝スタートして、1日をレースに使い切るウルトラマラソンでは、朝ごはん、昼ごはん、そして晩ごはんまで食べてフィニッシュに向かいます。参加の際には胃袋の調子にも注意です。
▲信号待ちのランナー集団
(写真提供:冨岡 弘行)
また、ウルトラマラソンではコース上に交通規制がかからないことが多くあります。ランナーは歩道を走り、信号にも従います。時には交差点で信号待ちのランナー集団に出会うかもしれません。そんなときはゆっくりストレッチをしながら、青信号を待ってください。(後半には赤信号が待ち遠しいという方も?!)
最後に、長い長い道のり、時間の中ではフルマラソン以上に景色や応援の方、他のランナーとの交流を楽しむことができます。「もうやめよう・・・」と思ったときには隣のランナーに話しかけてみてはどうでしょう。
長い苦しい道のりですが、せっかくの長旅、フルマラソンとは違ったポイントからレースを楽しんでみてください。
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7/4の練習レポート |