丹後ウルトラマラソン「完走への道のり」─身体の悩み?
▲大阪城でナイトラントレーニング
今回は、暑さ対策も考えてのナイトラントレーニング。
(徳元さん参加の練習模様は高尾さんのブログでチェック!)
そして今回のお悩み解決は・・・
「仕事柄肩こりがひどい。肩甲骨の稼働域も狭くなっている」
身体の悩みはみなさん抱えていることではないでしょうか。自分の身体と上手く付き合いながらトレーニング、大会参加をするのが常となっている方もいるかもしれません。
ウルトラマラソンを走る上で、その問題解決に取り組んで見るのもいいのではないでしょうか。
そして、徳元さん以外にもかなり多くの方が悩まされている、肩こり。「仕事柄・・・」ということですが、デスクワークなど、同じ態勢で長時間のデスクワーク、ストレスのたまる仕事、などなど、社会生活においては肩こりの原因を数え上げればきりがありません。そういったことから誘発され、肩の周りの筋肉(僧帽筋など)に疲労物質がたまって起こる症状の俗称が「肩こり」と言われるものです。つまり、マッサージをする、ストレッチをする、などかたまった筋肉をほぐし、疲労物質を散らすことが大切です。
特に、徳元さんのように仕事柄肩こりになりやすいような方には、定期的に肩をまわすなどの動きを入れれば効果的。ただ、仕事一色のオフィスで肩を回したりストレッチをしたり・・・というのに抵抗がある方は、昼休みなどの時間を使って体を解きほぐしてください。
まずは、姿勢良く、そして定期的に体を動かすことです。
▲定期的に体を動かしましょう
さて、肩こりによる症状として、肩甲骨の稼働域が狭くなっている、とのことですが、肩甲骨の動きは直接腕のふりに影響が出ます。腕を振ることで推進力が高まり、スピードにものって走れます。そのため、しっかり腕を振れるかどうか、というのもランニングの上では重要ポイントとなります。
しかし、多くのウルトラランナーは「スピード」よりもその「距離」に挑戦しています。言い換えれば、腕振りの重要性はフルマラソンなどのスピードに挑戦する種目に比べて低くなるということです。ただ、長時間腕を上げて走り続けることは、フルマラソン以上に肩の筋肉(僧帽筋など)にも影響が出ます。つまり、肩こりと似たような症状になりやすいということです。
そのため、走っている最中にも下半身だけでなく、肩周りのストレッチをすることを心がけたり、腕を楽に垂らした状態で走るようにしたり、ということもポイントになってきます。
下半身だけで走るのでなく、全身を使って走る。ランニング中の肩を意識してみるのもいいかもしれません。
もちろん走った後には、しっかりとストレッチをして疲労のたまった筋肉をほぐしてください。
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7/10の練習レポート |