丹後ウルトラマラソン「完走への道のり」─痛みが発生したら?
▲京都御所でのトレーニング
さて、近畿地方も梅雨明けが宣言され、いよいよ暑さも厳しくなってきた頃でしょうか。そんな中、高尾さんの練習レポートが届きました!今回は池田さんとの練習会です。前回同様、暑さ対策で夕方からの練習会。皆さんも夏場の練習の際には熱中症対策をしっかりとしてください。
(高尾さんと池田さんの練習レポートは高尾さんのブログでチェック!)
そして今回のお悩み解決は・・・
「腰、脛(すね)に疲労がたまる」
参加する大会を決め、目標が定まったら「張り切って練習!」という方は多いと思います。特に、今までにないチャレンジをする方や、記録に向けて、など目標が高ければ高いほど練習にも力が入るはず。池田さんも初めてのウルトラマラソンにむけ、普段以上に頑張られたことと思います。
そんなときに起こりやすいのが、身体の痛みや、疲労(違和感)ではないでしょうか。今回の池田さんは、腰と脛ですが、これらの部位は、オーバーユース(練習のし過ぎなど)や、足の裏のアーチの低下により、痛みを発生することがあります。特にランニング練習などで硬い路面を走っていると、アーチが低下することで、骨にも負担がかかり、炎症を起こすことがあります。
そのような場合には、
1、 アイシングで炎症を抑える
<まずは炎症を抑える。このくらいなら、と油断せず早めの対処を>
2、 無理な練習をひかえて、疲労や痛みをとる
<痛みの信号を見逃さず、体を上手に休めましょう>
3、 練習開始前のストレッチをしっかり行う
<固まった筋肉をしっかりほぐして、あたたまった身体で走り始めましょう>
これらに加えて、練習後のストレッチでも、筋肉疲労を抑えることができます。走前走後のストレッチにもしっかり時間を使いましょう。
「いきなり走り始めない」「運動量はゆっくり増やす」「痛みが出たら休める」無理を重ねると後々までひびくことになってしまいます。また、痛みがひかない場合は速やかに医師の診断を受けましょう。自己判断するよりも的確なアドバイスと治療により、より効果的に練習を行えるはずです。
走りたい気持ちを抑えて筋トレなどをするのも大切です。大会に向けてゆっくり体を作り、調えていきましょう。
チタンバン |
8/6の練習レポート |