丹後ウルトラマラソン「完走への道のり」─ウォーミングアップの意味
▲準備万端、
あとは本番を迎えるだけ!
今週末の大会本番目指して準備してきたスタッフ同様、ランナーの皆さんも追い込みに入った頃でしょうか。
さて、7月から続けてきた「完走への道のり」も調整練習に入りました。
(トレーニングの詳細は高尾さんのブログで!)
そして、今回の質問は
「ウルトラのウォーミングアップとは?」
どんなスポーツでも、始める前にはウォーミングアップとして、ストレッチや、ジョギングなどを行うのは皆さんもご存知のはず。
このウォーミングアップは、高尾さんも言われている通り、「筋温」=筋肉の温度を上げるために必要なことです。では、なぜ筋温を上げる必要があるのでしょう。
まず、筋温を上げるには、体を動かし、血流をよくする必要があります。
そして血流量が増えると、体内の酸素量が上がるとともにエネルギー効率も上がり、身体の動きを良くすることができます。身体の動きを良くする、つまり、長いレースに耐えられる体の調整をすることに繋がります。
また、ウォーミングアップが怪我の防止につながるといわれているのも、この働きによります。つまり、酸素量が増え、身体の動きが良くなることで、神経伝達速度が上がり、瞬発的動きにも対応でき、怪我の防止になる、ということです。
こうして考えると、ウォーミングアップ=筋温を上げるという図式がはっきりと見えてきます。
では、実際ウルトラのウォーミングアップでは、何をどのくらい行えばいいのでしょうか。身体全体をほぐすストレッチは、高尾さんも言われるように、関節の稼働域を広げるのにも効果的です。また、記録を狙ってスタートから頑張る!というのでなければ、体力を温存する意味もこめて、スタート後10~15分をウォーミングアップと捉えて、歩いたり、ストレッチしながら進むのも「ウルトラらしい」ウォーミングアップといえます。
ウォーミングアップにはこれをしなければいけない!という決まりはありません。「筋温を上げる」という目的をしっかりと理解して行えば、自然と身体は温まってきます。
目前に迫ったレース。心も体もしっかりウォーミングアップして臨んでください。
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9/13の練習レポート |