新年おめでとうございます!
2008年が始まりました。年が改まると何故か気分が清新になるのは考えてみたら不思議である。おそらく日本には大晦日や正月といった習慣があるから大掃除をして、注連(しめ)飾りや門松を飾り新年を迎える準備をするから新たな気分になるのだろう。四季のある日本、自然を敬い、自然と共生することで歴史を育んでできた国ならではの誇るべき習慣ではないだろうか?
戦後60余年、経済復興の過程で社会のあらゆる物事をルールやシステムで縛ってしまい、ルーティーン化した今だからこそ、自然を体感し、伝統に育まれた行事や躾を日常生活の中に取り戻す心がけをしてみてはどうだろうか?加工貿易を中心とした諸外国との交易が経済の主軸であることは今後も変わらないとは思うが、極論、「自給自足で衣食住を賄うんだ!」くらいの気概を持って、日本人が「日本人らしさ」を発揮できる場面をより多く創出、日本人であることの誇りを大人も子どもも持ち備えられるような時代(国民)を創造することこそが日本を再生する最優先事なのではないか?