サハラマラソン-間寛平サポート記5「容赦のないハードなコース設定」

2008年4月 8日
3月31日(月)大会3日目、38km。無風快晴。午前9時のSTART、ランナー全体的に初日の元気が感じられない。正直だ。前日、START直後の砂丘越えとコース終盤の砂丘越えがランナーに疲労をもたらした。出鼻を挫くフランス人の考えそうなコース設定だ。無風と乾いた路面からの照り返しが容赦なくランナーを苦しめるコース。遮る木立の一本もない砂漠はきつい。CPでは通常の倍量の塩タプレットが配られていた。 このレースのポイントは一週間分の食料や着替え・ケア用品類など自分が持つ荷物のパッキング、砂対策としてのシューズの選び方と工夫、そして暑さと風対策、ビバーク時の防寒・防災砂などである。リュックの背負い方やストックの使い方など、工夫と予行演習も必須。 寛平さん、8時間24分をかけて第二ステージ完了。

アーカイブ