61回目の誕生日に
週末、テレビドラマで棟方志功を演じる劇団ひとりを観た。最近はテレビでドラマを観ることは殆んどなくなった。それは映画を含めてあまりにつまらないものばかりだから。しかし、お笑いから出てきた劇団ひとりの熱演には荒削りだが彼の演技者としての将来性と多才さを感じ、楽しませてもらった。
ノーベル賞を受賞した誰かが云っていたが、「日本人はこと足りて創意、開拓、発明、発見を志す土壌がなくなった・・」というのが現実だ。嘆くつもりはまったくない。与えられた時間はどんどん減ってゆくが、時間と競争しながらなくなったものの種を蒔き続けることを精一杯やってみようと思う。