2008年12月アーカイブ

 アース10日目。朝夕は一段と冷え込みがきつくなってきた。
 今日は沼津~大磯までの予定。最大難所箱根越えがある。寛平さん、疲れも溜まってきているが、粘り強い走りは健在だ。

朝焼けに背中を押されて

掛川~静岡市の間には「小夜の中山越え」といって幾つかの峠越えがあった。斜面一帯には茶畑が広がる。季節になると茶摘みがさかんにおこなわれるのだろう。
自転車などでは到底上りきれない山坂を寛平さんはまったく乱れのない歩調で淡々と走ってゆく。日坂~金谷~岡部~丸子~安倍川を渡って静岡へ。やはり大きな街である。
この日は51.4km。累計も300kmを過ぎている。天気に恵まれてきているのもラッキーだ。明日は薩田峠を越えて由比~沼津までだ。

クリスマスも走る

寛平さんの強み

2008年12月22日

 ここまで44km、52km、40.1km、40.5km、49.3km、と走り、累計で220.9km。今日は桑名~新安城まで。朝6時11分に桑名を出てからちょうど10時間。途中、朝食と昼食の時間を除くと走りには7時間くらいを費やしている。さすがに疲労が少しずつあらわれはじめている。
 信号は止まるから1キロあたりでは8~9分くらいの速度だろうか?40センチくらいの歩幅でリズミカルにピッチを刻む走りが寛平さんの特長で強み。まさに省エネ走法だ。さらに粘り強さも彼の大きな武器だ。
 寛平さん同様、サポートクルーもここらあたりからが正念場だ。

寛平アースマラソンがついにSTARTしてしまった。さんまさん、仁鶴さん、西川きよしさん、紳助さんをはじめとした吉本の仲間や大勢の観客のみなさんに見送られ、一路、千葉鴨川に向けてランSTARTした。
 この計画が冗談半分で始まってからおそらく3、4年が経っている。寛平さんにとっては大きな決断だったと思うが、奥さんの理解と愛情はそれを凌ぐ大きなもの、深いものを感じさせられた。
 先は、長い。日々を大事に、怪我がないようにサポートしてゆきたい。

 寛平アースマラソンSTARTまであと7日。これを推進する製作委員会の打ち合せと出発準備が同時進行で俄然慌ただしさが増してきた。陸上は私と私の会社がサポートするわけだが、地球一周はあまりにもスケールが大きすぎるから全部を考えるとパニくりそうなので分割してやろうと思う。
 こんな稀有な企画に取り組めることに感謝しながらも身が引き締まるのを覚えている。
 会議を終え、ビルから出る。汐留は暮れらしいライティングが施されていた。

イルミネーション

 今日は間寛平さんのアースマラソンで洋上帆走するエオラス号のお披露目会見を夢の島ヨットハーバーで行なった。
 寛平さん、比企さんが主人公。快晴のハーバーは気持ちが良い!記者さんやスポンサーの皆さんもリアルな感想をもたれたことだと思う。私はとりあえず陸路の準備で奔走しているが、夢の一歩を踏み出すなんとも云えない高揚感が胸の奥からじわじわと湧き上がってきることを感じている。スタートまえのレースのように・・・。

寛平アースマラソンのヨットお披露目-2 寛平アースマラソンのヨットお披露目-1

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