地上の感触
70日間におよぶ太平洋横断航海を終えたエオラス号は、寛平夫人光代さん、比企夫人はじめ多くの報道陣やアースマラソンスタッフが今や遅しと待ち構える中、アラミトスマリーナにゆっくりと入港してきた。エオラス船上で大きく両手を振る寛平さん、およそ70日ぶりに味わう地上の感触と懐かしい顔。対面での感激のおおきさが航海と横断の大変さを物語っている。髭も頭の髪の毛も伸び放題だが、元気いっぱい。
気持ちがそうさせるのか寛平さんの記念すべきアメリカ第一歩はエオラス号からのジャンプだった。緊張、不安、恐怖、眠気、淋しさから解き放たれた二人を待っていたものは一体どんな感慨だったのだろう?
この夜は待望の焼き肉でしたたか酔った二人。航海の話は夜が更けるまで交わされた。太平洋横断は12710km、70日間。
気持ちがそうさせるのか寛平さんの記念すべきアメリカ第一歩はエオラス号からのジャンプだった。緊張、不安、恐怖、眠気、淋しさから解き放たれた二人を待っていたものは一体どんな感慨だったのだろう?
この夜は待望の焼き肉でしたたか酔った二人。航海の話は夜が更けるまで交わされた。太平洋横断は12710km、70日間。