アースマラソンサポート記 北米横断5日目

2009年3月17日
 昨夜は、このエリア最大のホテルに泊まった。寛平夫妻の結婚記念日でもあったし、翌日は夫人も帰国するからゆっくり寛いで頂こうとのスタッフの気持ちでもあった。

 さて、別れの朝、昨日のゴールポイントまで移動し、ここで、光代さんと私の妻は帰国の途につく。ヨットで太平洋横断という未体験ゾーンに向かうときのような悲壮感はお互いになかったものの、今度は肉体を酷使しながらの陸路となるし、runningも多分に精神面の苛酷さも当然でてくる。更に、アメリカとて治安は良くなく、ちょっとした油断からトラブルに遭う危険性も十分あるから、決して平坦なrunningにはならないだろう。それらを考えると、やはり心配は尽きないものである。両婦人はLAXの空港に、チーム寛平は本日の横断コースに向かって、文字どおりの左と右に泣き別れになった。

 気温は今日も27.8℃まであがっている。湿度が20%まで下がるから、汗はどんどん乾く。水分をどんとん補充しながら走らないと、たちまち脱水症にかかってしまうから大変だ。水とアミノバリューを交互に飲みながら前を目指す。

 今日、初めて自分達で昼食を作って食べた。炊飯器で炊いたご飯とチキンラーメン、らっきょう、漬物、キウイ、オレンジ、イチゴが昼食。そして差し入れでいただいたカレーパンとクリームパンだ。ああだ、こうだ、と云いながら食べる食事、これはこれでなかなか楽しいものである。

 本日の走行33.5キロ 。

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