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世界遺産・ジオパークシリーズについて

本シリーズでは、ウルトラマラソンを通じて貴重な自然遺産の保全活動を応援しています。
「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」「飛騨高山ウルトラマラソン」では世界遺産の保護を、丹後100kmウルトラマラソン」ではジオパークの保全を目的に、各大会の参加者数に応じた寄付を行っています。
未来へと大切な景観をつなぐために、走ることでその一歩を。

世界遺産シリーズ
ジオパークシリーズ

日本ユネスコ協会連盟の取り組み

祖先から引き継がれてきた大切な自然や文化を次の世代へ届けることが、今を生きる私たちの使命と考え、危機に瀕する世界遺産を守る活動を行っています。これまでに、アフガニスタン、カンボジア、フィリピンネパール、ベトナム等の国々において、危機的な状況の世界遺産に対して、保護・保全活動や人材育成、普及啓発活動を実施してきました。
 
現在、カンボジアにおいて、アンコール遺跡の保全・継承活動を行っています。アンコール遺跡群は、9世紀から15世紀にかけて栄えたアンコール王朝の遺跡群です。長期にわたる内戦の影響で、遺跡の荒廃、技術者の不足など、多くの課題が残っています。
 
日本ユネスコ協会連盟では、崩落の危機に瀕しているバイヨン寺院外回廊にある彫像群の修復と人材育成(※)、遺跡周辺に住む子どもたちや村の人たちに普及啓発を行っています。カンボジア人の手で遺跡を保全し、技術や誇りを次世代へつないでいくことを目指しています。