大会の特徴

 
25回の節目を迎える野辺山ウルトラマラソン。
過去のエントリー人数は43,935人。叶う夢もあれば、叶わない夢もあった。
このレースはあまりにも過酷であることから、人知れずこういわれるようになった。
”野辺山を制する者はウルトラを制す”
乗り越える壁が高ければ高いほど、深く大きな感動が待っている
 

野辺山という地域

大会のコースは南牧村、小海町、北相木村、南相木村、川上村の5町村から成り立っています。野辺山ウルトラマラソンでは、関係5町村人口約3,000名に対して3,300名の参加者をお迎えします。
 
この地域の最大の特徴は標高1,000mを超える高原地帯であること。
 
大会月である5月の朝はとても冷え込みます。
走り始めてから時間が経つにつれ気温が上がってきます。高地で太陽が近いためか、日中の体感温度は思っている以上に高く感じるはず。特に女性の方は日焼け対策を忘れずに!
 
このように朝と昼の体温調整がとても重要になってきます!特定の着替えポイントを活用しましょう!
 
夏は涼しく避暑地として有名であり、秋は紅葉がきれいになるため多くの観光客がこの地を訪れます。四季折々、野辺山を訪れるのも風情を感じることができるでしょう。

南牧村

夏にとれる高原野菜のレタスが有名で、日本で一番標高が高い駅が野辺山駅です。また、沖縄県石垣市、岡山県井原市と同じく「日本三選星名所」に選ばれています。大会前日夜から当日朝にかけての星空をお楽しみに!

小海町

小海町には、豊かな自然環境とすべての生命を大切にする温かい心のある土地にしか住めないと言われている、伝説の森の妖精「プティリッツァ」が存在します。小海町の民家の玄関にはこの妖精が見られます。プティリッツァが参加者の皆様をお迎えいたします!

北相木村

村の面積の9割を山林が占めています。また5月下旬から6月上旬の北相木村の象徴「御座山」のシャクナゲの花はとても見ごたえのある景色となっています。大会が終わってから改めて訪れるのもまた一興です。

南相木村

南相木村には多くの滝が存在します。また、71kmの部のフィニッシュ地点では「滝見の湯」が皆さんの到着をお待ちしています。完走後の入浴は犬ころの滝を見ながら癒しを求めてみてはいかがでしょうか。

川上村

涼しい気候を利用した高原野菜が出荷されます。中でもレタスの生産量は日本一となっており、その他にもイチゴや、そばなどが名産です。また日本最長の信濃川の源流は川上村にあります。キャンプ場やゴルフ場、登山などアウトドアスポーツをするために訪れる方も少なくありません。

コース紹介

ポイントⅠ:林道コース ※道路崩落により、今大会では走行できません。

スタートしてから10kmほど進むと林道コースに入ります。長さにして約15km、未舗装の砂利道を走るトレイルコースは一気に心拍数を上げること間違いなしです。序盤戦はトレイルシューズがオススメ!!42㎞地点の着替えポイントでランニングシューズに履き替え気分一新走り出しましょう。

ポイントⅡ:八峰の湯

42kmの部のフィニッシュ地点兼、100km、71kmの関門となっております。こちらの会場には温泉施設があり、参加者は無料で入浴することが可能です。もちろん100kmの部と71kmの部にご参加の方も入浴することが可能です。

露天風呂からの絶景に見とれるあまり、次の関門に引っかかってしまう方も少なくないかも!?

ポイントⅢ:滝見の湯

71kmの部のフィニッシュ地点兼、100kmの関門となっております。

100kmの部にご参加の方は、この後現れる最大の難敵『馬越峠』に備え、温泉につかりながら少しでも体力を回復させたいところ!

ポイントⅣ:馬越峠

本大会の最大の難敵です。標高は1,620mにもなり、坂を急激に上ることになります。これまでの快走も、あまりの急勾配に歩き始める方が増えてきます。完走するために事前の練習では急坂を走る練習をおすすめいたします!

馬越峠を攻略することができればあなたも完走目前!フィニッシュゲートの下、完走メダルを持ってお待ちしております。

給水ポイント

給水所では水やスポーツドリンクをはじめ、レーズン、オレンジ、飴・グミ、うどんなどをご提供する予定です。
 
地元でとれた、ぶどうなどのフルーツをご提供する給水所があり、またゴール会場では地元名産の「信州そば」を振る舞っています。
 
ぶどうなどのフルーツは野生動物に食べられないように、大会当日の朝3時頃から地元のボランティアさんに運んでいただき、参加者の皆さまの目に見えないところで地元の皆さまのご協力をいただいております。