田中 裕二さん(第3期)

1、野辺山ウルトラの魅力は何ですか?

  • ①JR最高地点も通り、標高1,355mからスタートし最高1,908m最低880mと標高差1,028mの他にはない素敵なコースレイアウト。
  • ②標高差だけでなく、平坦な道が殆ど無く、登り下りを繰り返し73km過ぎには峠越えも有る制限時間14時間の過酷な場所。
  • ③都心から3時間足らずのアクセスの良さと、綺麗な空気、星の郷と呼ばれる程の星空。それから公設エイドはもとより、初期頃より20年以上もお手伝いして頂いてる私設エイドの方々と心温まる応援をしてくれる素敵な人々。
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2、一番印象に残っている出来事

  • 2015年の21回大会で、スタート後2,000mも走らない所で、体調不良になり(不整脈の様な)、歩きと走りを繰り返し50km地点で、ここ10年平均より1時間オーバーでペースは全く上がらず、71km地点でリタイア宣告を考えてたのですがアナウンスで「続いてのランナーはデカフォレストの田中さん、今年も元気に走られてます!」と言われ、止めるに止められず結局96kmでタイムオーバーのリタイアとなった事。

3、普段の練習方法、野辺山対策の練習方法を教えてください。

  • ①特別な練習はしてませんが、フルマラソンの延長線上にウルトラが有ると考えてます。
  • ②コース上にトレイルが有るので、山行している方の邪魔にならない様、不整地やトレイルランを組み込む。
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4、野辺山の攻略方法を教えてください。(暑さ寒さ対策、最初・最後の難関、ペース配分、必需品等)

  • 2ヶ所の預け荷物を有効活用する。キャップとゴーグルは天候に関係なく必需品です。
  • ②ここの100kmは、とにかく過酷なので、その過酷を最大限楽しむこと!立ち止まると距離は進まず時間だけが経過して行くので、止まる事も大事ですが、とにかく一歩づつ前に進む事。
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5、あなたにとって「野辺山ウルトラマラソン」とは何ですか?

  • 1994年から走る様になり、翌年から「野辺山」に参加し現在皆勤賞ですので、生活の一部になって仕舞ってます。
  • ②デカフォレスト達成時より当然10年は経過しているので体調不良や故障も増えるので、走れる事に感謝し毎年参加出来る様、日々精進です。
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6、野辺山ウルトラマラソンに参加するランナーへメッセージ・アドバイスをお願いします。

  • ①攻略方法でも触れましたが、他のウルトラよりとにかく「過酷」です。その「過酷」を沢山楽しんで欲しいです。
  • ②“野辺山を制すればウルトラを制する“と思えば、完走できます!

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